令和3年度は介護保険制度改正への対応、および新型コロナウイルスへの対応に終始した一年となりました。
新型コロナウイルスによる影響は、様々な関係性を変化させ、常にソーシャルディスタンスが求められる状況の中、職員間のコミュニケーションや、ご利用者とご家族とのコミュニケーション、地域の中におけるコミュニケーションといった、「人と人とのつながり」、「心と心のつながり」、「他団体・機関とのつながり」、といった様々な「つながり」を希薄な物に変えていきました。
しかし2040年の多元的社会に向け、未来への事業継続性をより確かなものにしていくためには、失われた様々な「つながり」を回復し、強化していくことが今後の法人の発展に不可欠なのではないか、と考えます。
そこで、法人設立25周年という節目を迎える令和4年度は、法人内の結束力・団結力・連帯力を高め、昨年度から下書きを始めた私たちの「未来図」をよりはっきりと描き出し、希望のあるものにしていくことを目指し、全体スローガンを、『 つなげよう、希望ある未来へ 』 としました。